プチフェス2019 終演しました!!
初の二回公演となった今年のプチ☆コパンのコンサート
様々な作曲家の作品を演奏しました。
新曲として譜読みに時間がかかったのは
・組曲「空騒ぎ」/コルンゴルト
・ローエングリンファンタジー/ワーグナー=ドルドラ
だったと思います。
でも・・不思議なもので譜読みに苦労した曲ほど
お客様には聴きごたえがあるようで、アンケートでも好評になります。
自分たちが演奏する時も、他の方のコンサートを聴く時も
演奏以前に一番大切なのは「プログラム」だと思っています。
どんな素晴らしい演奏だとしても全体の流れに「緩急」がなければ
飽きてしまいます。また、様々な国・年代・ジャンルの作品を
どう並べるかもかなり神経を使います。
料理のフルコースと同じで全ては全体のバランスの中でどのように
曲を配置するかで良いものにも悪いものにもなります。
なるべく音楽を邪魔する無駄な動きをしない、と言う事もいつも考えます。
基本的にクラシックの音楽は、奏者にもし「自分が目立ちたい」と言うような考えや動きが
あれば邪魔でしかありません。
演奏を聴いてくださった皆様が「あの作曲家のあの曲は・・」と言うような
感想が生まれたら本望です(^^♪
ルーテル市ヶ谷は200人程のキャパシティで、室内楽には最適の環境と
言えると思います。頂いたアンケートでは「サントリーホールのような残響・・」
と言うような感想がありましたが、客席殆ど埋まっても空の時とそんなに
響きが変わりません。いま同じような環境で他に代わるホールがあるか?と想像しても中々
思いつきません。
今回もピアノはベーゼンドルファーにしました。最近はどこのホールでも
選べる場合には必ずベーゼンドルファーにしています。音の豊さ、温かさ、そして
低音の充実感から来る全体の響きの深みは他のピアノには決して真似できません。
来年は12月11日㈮の夜にプチコパンコンサートを企画しています。
また今からヒーヒー言いながら1年後のプログラムを考えます。
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